作詞に込める現実と空想の世界
作詞をするにあたって、私は現実と空想のどちらも表現することがあります。現実にあったことを伝えたいと思って作詞するときもあれば、こんな世界があったら、という空想を描いて作詞することもあります。
言葉の表現が音楽に与える影響
作詞の世界は、一語一句の表現が音楽的なニュアンスを変化させるため、とても難しいです。しかし、だからこそその変化が面白さにもなります。作曲と違って、作詞には時間をかけ、じっくりと考えて作り上げていきます。特に日本語の場合、漢字の選び方にもこだわり、言葉同士の繋がりが生み出す世界観や情緒感を広げるようにしています。
言葉に込める感情
言葉には感情や心を込めることで、その時の情感が甦るような作品に仕上がります。客観的に「何を歌にすればいいのか」という視点で考えることもあれば、気持ちをそのままストレートに出すこともあります。どちらの方法にも苦しみはありますが、結果として楽しい作詞体験になります。
日本語と英語の使い分け
曲によっては、日本語がリズムに乗りにくい場合があり、その場合はすべて英語で作詞することもあります。英語を使うことで、より自然にしっくりくることもあります。
言葉選びとアクセントの工夫
このタイミングでこの言葉が欲しい、というときには、言葉を軸にして組み合わせを考えることもあります。組み合わせの自由自在さが、作詞の面白い部分です。
歌詞がリスナーにもたらす影響
多くの方が歌詞に注目し、話題にしてくれることがあります。そうした反応を見ていると、やはり歌の歌詞はとても重要な存在であると感じます。
作詞に込められたメッセージ
作詞のストーリーは様々ですが、書いているうちに自然と自分が伝えたいことが込められていることに気づきます。曲ごとに自分なりのワードやメッセージが潜んでいるのです。
言葉と人間の感情
歌の世界では、言葉や文字の力を信じています。ヒューマニズムに基づき、人間の弱さや人間らしさ、優しさや苦悩、楽しさや嬉しさといった多様な感情を表現していきたいと思っています。
過去に影響を受けたアーティスト、ミュージシャン、作詞家、作曲家、パフォーマー、シンガー。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、キングクリムゾン、オリジナルラブ、カーペンターズ、オーシャンカラーシーン、アデル、スザンヌベガ、ラブアンドロケッツ、ピンクフロイド、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ドリフターズ、ヴァンヘイレン、シンディローパー、XTC、JAPAN、レッドツェッペリン、ボンジョビ、中島みゆき、RCサクセション、財津和夫、松任谷由美、モンドグロッソ、X、ハノイロックス、大瀧詠一、伊勢正三、ディオンヌ・ワーウィック、スティーリー・ダン、ナイルロジャース